長いメモが重くなったら、1つのテキストファイルのまま軽く書く

先に結論

困っていたこと

毎日数行ずつ書き足す作業メモは、すぐに長くなります。このガイドを書いた人の作業メモは、今は約2万6千行、1MB 近くあります。

オンラインのドキュメントやノート、Wiki では、この長さのメモは重くなりました。打った文字が遅れて出てきました。ページを分ければ速くなりますが、それでは1か所でスクロールして探せるメモではなくなります。

長いメモが重くなる理由

オンラインのエディタの多くは、メモの1行や1つのブロックを、それぞれ別の部品としてページに置きます。短いメモなら部品は数十個です。長いメモでは数千個になり、ブラウザはその全部をページに置いたまま動きます。

1文字打つとメモが変わり、エディタはページを描き直します。ページにメモの全部があると、この仕事は見えている量ではなく、メモの長さに合わせて増えます。だから「分けましょう」という答えが多いのです。

1つの長いメモのまま軽く書く

エディタが、画面に見えている所と、その周りの少しだけを描く作りもあります。この作りなら、メモが長くなっても、1文字打つたびの仕事はほとんど変わりません。

Web 向けのオープンソースのエディタ CodeMirror は、この作りです。公式の説明書には、次のように書かれています。

“To keep the editor responsive and resource use low, it will, when updating, detect which part of the content is currently visible (not scrolled out of view), and only render that plus a margin around it.”

(訳: 反応を速く保ち、使うメモリなどを少なくするための作りです。エディタは更新のたびに、内容のうち今見えている所(スクロールで外れていない所)を調べます。そして、そこと周りの余白だけを描きます。)

これは CodeMirror System Guide の「Viewport」の節からの引用です。

知っておくとよいことが2つあります。

用意する

PlainHub でやる場合

PlainHub は、自分の GitHub のリポジトリにあるファイルを書く、オンラインのエディタです。エディタの部分は CodeMirror 6 で作っているので、画面に見えている行だけを描きます。

サインインせずに試す

よくある質問

長いメモは分けないといけませんか?
いいえ。探しやすくなるなら分けてください。エディタが重いから分ける、という必要はありません。

ファイルの全部を読み込みますか?
はい。エディタはファイルの全部を読みます。画面に描く範囲だけを、見えている所に絞っています。

Markdown でないといけませんか?
いいえ。どのテキストファイルでも使えます。GitHub が見出しや箇条書きを整えて表示するので、Markdown(.md)がおすすめです。


出典

確認日: 2026-11-01