スマホのメモを自分の GitHub にプレーンテキストで置き、自分の Claude Code に探してもらう
先に結論
- メモ用のプライベートリポジトリを GitHub に作り、
notes.mdのようなテキストファイルでメモを置きます。 - スマホでは、GitHub のリポジトリを開けるブラウザのエディタでファイルを開いて書きます。保存するたびに Git の履歴(コミット)になり、GitHub に残ります。
- 長くなっても、1つのファイルのままでかまいません。画面に見えている行だけを描くエディタなら、ファイルが長くなっても打つのが重くなりにくいです。
- パソコンではリポジトリを手元に写し、そのフォルダで Claude Code を起動します。「〜を探して」と頼めば、ファイルを読んで答えます。特別な準備は要りません。
困っていたこと
ある人は、こう書いています(原文は英語)。
“I jot down ideas on my phone, and my notes keep getting longer. I wanted plain text in my own GitHub that stays fast at any length, opens on any device, and lets my own Claude Code search it for me.”
スマホで思いついたことを書き留めるうちに、メモはどんどん長くなります。自分の GitHub にプレーンテキストで置き、長くなっても軽く、どの端末でも開けて、自分の Claude Code に探してもらいたい、という話です。
自分のリポジトリにプレーンテキストで置けば、メモは自分のものです。どのテキストエディタでも開けます。保存した版はすべて Git の履歴に残り、パソコンの道具からも読めます。
メモのリポジトリを作る
- github.com で新しいリポジトリを作ります。自分だけが読めるように Private を選びます。
- 空のリポジトリにしないため、Add a README file にチェックを入れます。
- メモのファイルを1つ足します。例えば
notes.mdです。最初は1つで十分です。ファイルやフォルダは、あとから増やせます。
スマホから書く
- スマホのブラウザのエディタでメモのファイルを開き、数行書いて保存します。
- 保存するたびに、リポジトリのコミットになります。いつ何を変えたかは、GitHub のコミットの履歴で見られます。
- 同じファイルを、パソコンやタブレットでも開けます。手で同期する必要はありません。
長い1つのファイルのまま書く
毎日書き足すメモは、だんだん長くなります。分けずに1つのファイルのままでかまいません。画面に見えている行だけを描くエディタなら、ファイルが長くなっても、スクロールや入力が重くなりにくいです。
自分の Claude Code にメモを探してもらう
パソコンで一度だけリポジトリを手元に写し、そのフォルダで Claude Code を起動します。YOUR_NAME/notes は自分のリポジトリに置き換えます(GitHub の Code ボタンで URL が見られます)。
git clone https://github.com/YOUR_NAME/notes.git
cd notes
claude
あとは、ふだんの言葉で頼みます。例えば次のように頼みます。
3月の旅行のメモを探して、まだ終わっていないことを一覧にして。
Claude Code はフォルダのファイルを読んで答えるので、検索の索引や API キーは要りません。頼む前に git pull を実行して、スマホで書いた分をパソコンの写しに取り込んでおきます。
PlainHub でやる場合
PlainHub は、自分の GitHub リポジトリのファイルをブラウザで編集できるエディタです。スマホのブラウザでも使えます。
- スマホで app.plainhub.dev を開き、「Sign in」をタップして、GitHub の画面で許可します。メモのリポジトリを選び、
notes.mdを開きます。一覧にリポジトリが無いときは、「+ Add / Remove Repositories」を選んで GitHub の画面で足します。 - 打つ手を少し止めると、自動で保存されます。画面の上の表示が「Saved to GitHub ✓」になり、保存のたびにコミットになります。すぐに送りたいときは「Save」をタップします。
- エディタは CodeMirror で作られていて、数万行のファイルでも入力が重くなりません。
スマホから、パソコンの Claude Code に頼むこともできます。Claude のサブスクリプションを使うので、API キーは要りません。スマホからパソコンへは直接届かないので、もう1つのプライベートリポジトリ(郵便受け)を通して、質問と答えをやり取りします。主な手順は次のとおりです。安全のための注意を含めた手順の全部は「自分の Claude Code を PlainHub で使う」にあります。
- GitHub で、この用途だけに使う新しいプライベートリポジトリ(例えば
YOUR_NAME/notes-mailbox)を作り、README を入れておきます。メモのリポジトリは使いません。 - パソコンで
npm i -g plainhubを1回だけ実行し、plainhub authで郵便受けのリポジトリ用の GitHub のトークンを渡します。 - メモのフォルダで
plainhub agent --mailbox YOUR_NAME/notes-mailboxを実行し、ターミナルは開いたままにします。 - スマホで「Settings」→「AI」→「Connect your own agent」→「From your phone」と進み、
YOUR_NAME/notes-mailboxを入れて「Connect」をタップします。 - Claude Code が読むのはパソコンのフォルダです。スマホで書いたばかりの分も読ませたいときは、先にパソコンで
git pullを実行します。
よくある質問
メモは Markdown でないといけない?
いいえ。テキストファイルなら何でも使えます。Markdown(.md)にしておくと、GitHub で整えて表示されるので便利です。
ほかの人にメモを見られない?
リポジトリがプライベートなら見られません。読めるのは、自分と、共同作業者に足した人と、GitHub で許可したアプリ(PlainHub など)だけです。Claude Code が答えるときは、読んだメモの部分が Anthropic に送られます。
スマホで書いたばかりの分を、Claude Code は読める?
パソコンで git pull を実行してからです。Claude Code が読むのは、パソコンのフォルダにあるファイルです。
出典
- https://docs.github.com/ja/repositories/creating-and-managing-repositories/creating-a-new-repository
- https://code.claude.com/docs/en/overview
- https://codemirror.net/docs/guide/
確認日: 2026-10-30